不思議なもので「やりたいこと」から探さなくても、結局やりたいことを学んで、それがしっかり自分の道になっているんですよね


お久しブリです。

塾講師目線&父親目線で、塾に通う前にお子さんの成績を上げるちょっとしたコツを伝える専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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今日は教室長の記事を
シェアしようと思います。

「やりたいこと」から探さない


早いもので6月です。
高2生や中3生はそろそろ進路について
考え出す頃かなと思います。

進路や志望校を考えるときによく言われるのが
「やりたいこと」は何か?という質問です。
もちろん、自分の「やりたいこと」が明確にあって
それを元に志望校が選べるのなら
それに越したことはありません。


けれど、そんな簡単に「やりたいこと」なんて
見つかりませんし、「よくわかんない」って人の方が
圧倒的に多いでしょう。


正直なところ、
「やりたいことを探せ」と偉そうに語っている大人たちだって
自分の「やりたいこと」をよくわかっていなかったりします。

だから進路や志望校を考えるときに
まず第一に「やりたいこと」を探すというのは
ちょっと遠回りですし、一部の人にしかできません。

「高校や大学へは行きたいけれど
何をやりたいかとかどんなところへいきたいか
自分でもよくわからない。」
というのが大半の中高生だと思いますし、
「やりたいこと」がわからないというのは
全然悪いことではありません。


では、どうすればいいのでしょうか?
自分の進路をどう考えればいいのでしょうか?




まず、地理的・時間的な範囲を限定するところから始めてみてください。
例えば実際に通学できる範囲とか通学の手段とかです。

あなたの人生の時間はとても貴重なものです。
なので通学にどれくらい時間がかかるのかといいのは
とても大切な要素になります。

1時間で通えるところがいいのか、
自転車で雨の日はどうだろうか?とか
電車は上りと下りとどっちがいいのか?などです。
そうすると条件に合う学校というのが絞られてきます。


次に、男子校や女子校、共学といった特徴や
理系文系・学部などをチェックしてみてください。
例えば大学入試なら自分が選択している科目で
受験ができるかどうかなどが関わってきます。


そうした条件を洗い出したら
最後に実際にその学校へ足を運びます。
いくらパンフレットやサイトで見ていても
実際に学校の雰囲気を”体感”するのとでは
大きな違いがあります。

だから学校へ足を運んで
その学校に自分が通う姿をイメージできるかどうか、
あるいはその学校にいる先輩たちを見て
「かっこいい」とか憧れの気持ちを抱くかどうか、
をみてみましょう。

可能であればオープンキャンパスや説明会で
実際の授業などを体験してみた方がいいです。
頭だけでなく五感を使って学校の雰囲気を感じ取ってみてください。




正直、学校で習う事というのはどこでもそんな大差ありません。
けれど、”誰から”教わるのかとか
”どんな雰囲気の中で”学ぶのかというのは
あなたの高校生活・大学生活を大きく左右します。

「やりたいこと」が見つかるのを待つのではなく、
どんどん条件を絞っていき実際に体感する。
そうすると「自分の肌に合った」志望校が見つかると思います。
志望校で悩んでいる人はいますぐ調べてみましょう。



今の子供達は時間に余裕がありません。

やらなければならないことが、
次から次へとやって来ます。

やってきたものを
自分のものにする時間もないのに
「じゃあ、あなたは何をしたいの?」と
ある日唐突に聞かれるのです。

素直に言われた通りやって来た子であれば
ある程悩み始めます。
「自分は何をしたいんだろう…」と。




でも、これって考えたから
出てくるってものじゃないんですよね。

もう色々なことに挑戦してみるしか
自分のやりたいことなんて探せません。

頭よりも体で見つけるのです。
だから、志望校も実際に見に行って、
体で感じとってもらいたいのです。

でも、不思議なもので
「やりたいこと」から探さなくても、

人って結局やりたいことを学んで、
それがしっかり自分の道になっているんですよね〜。

ありがとうございました。





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