床ドン! by母

お久しブリです。

今日あたりから北辰テストの結果が返却されて来ているようですね。

母「ちょっとここに座りなさい」
母「北辰の結果見た?」

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(この辺りから感情が高まってきます…)

母「あんたこれ、どうするの?」
母「もうこのままじゃ高校行けないわよ!」

(この辺りはかなりヒートアップ!)

母「ちょっと分かってるの!?」
母「ちゃんと話を聞きなさい!!」

(そしてとうとう言葉にもならなくなり…)

母「いい!駈モEumメgァvョタ"稠ートシC2ヌヨャ・・9ソ繝+・!!」
母「]1ニ3オL・・!XR゙eЕ iヲ゚ゥb゙ィゥ被)坿゙繕ヘァ"ホ・_盡rメ猤・ヨ!!!」

画像の説明

母「キーッã?®ãƒ¡ãƒ¼ãƒ«ã?¯ Šãƒ¼ã?®çš†æ§!!!!!」

自分の発した言葉でどんどん感情は高まり、
血圧上がりまくりでハアハア言いながらのお説教タイム。


そして、どうにも気持ちのやり場がないお母さん、
次にこんな行動に出ちゃいます。

家の中では床をドン!ドン!と踏みつけて歩きます。
扉はバン!とものすごい音を立てちゃいます。

機嫌が悪いことを家人に猛烈アピール。
ちょっとカワイイですよね。


そんな様子を当の子供達は
「結構うちのお母さんも子供っぽいところがあるからさ~」なんて
冷静に友達同士で話していたりするんですよ…。

まあ、これは私も中学時代に経験していることなんですが…。

「お説教の時間を勉強に回した方が効率がいいと思うんだよね…」
そう話してくれた塾生の言葉は印象的でした。




そんな風に本人的には一生懸命、
でもお子さんのためになるのかならないのか分からない行動をとってしまう、
そんなお母さんって多いんじゃないかと思います。

これで、本当に勉強してくれるようになるんだったらいいですね。


何が言いたいかと言うとですね、
お説教って、された側がそのことをどう認識するのかっていうことなんです。

小さい子がお盆で水の入ったコップを運ぼうとしています。
「こぼさないように気をつけなさいね」と声をかけます。
はい、そして見事にお盆はひっくり返り、水はこぼれるのですよね。

この「こぼさないように」という言葉が曲者です。
「こぼさないように」と言えば言うほど、頭は「水をこぼすイメージ」でいっぱいになります。

先ほどのお説教の場合はどうでしょうか。
お説教は「点数の悪かった部分」をクローズアップしますよね。
すると、お子さんは「悪い点数のイメージ」を頭に刻み込みます。

見事に次も「悪い点数」を持ってきてくれます。
だって、頭には悪い点数のイメージが焼きついているんだもん。

このイメージを焼き付けたのは一体誰なんでしょうね?

画像の説明

それに、お説教が長く続くと、子供の集中は切れてしまい、
お母さんの必死さとは裏腹に、別のことを考え始めているものです。

「母さんの顔が赤くなってきな…」とか「腹減ったな…」とか。
意識は完全に飛んでしまっています…。

説教の意味が消失…泣


説教すると採点者が家に来て点数を書き換えてくれる。
そんなシステムがあるんだったら、どんどん説教してもらった方が良い。

まあ、そんなことは現実的にはあり得ないですよね…。
感情のままに説教するだけで終わるのでは、実は何の解決にもなりません。


感情をぶつけたいなら、一人でカラオケにでも行ってください。
その方がお互いの精神衛生上、非常によろしいと思います。

説教してお子さんを泣かせたいのですか?
悪いイメージを植え付けて自信を無くさせたいのですか?
それとも親の権威を見せつけたいのですか?

それがお望みなら、毎日飽きるまでお説教すればいいと思います。

でも、お説教だってテストの結果が戻ってきた時だけで、
数日もすれば、のど元過ぎれば…ですっかり忘れてしまうんですよね。

お子さんはその辺もお見通しですよ。




感情的になる気持ちはよく分かります。
塾を長年やってきて、そういう悩みや相談をたくさん聞いてきました。

そして今まさに私も自分の子で何度も何度も同じように感情が乱される…
そんな日々を経験しています。

でもね、だから伝えたいんです。

それでお子さんに苦手意識や悪いイメージを植え付けているのは、
もしかしたら、一番お子さんのことを思っているあなたなのかもしれませんよ、と。

怒るより前に、まずは答案用紙をしっかり分析をして、
冷静に冷静に対処していくことが肝心です。

見直しさせて、取れるはずなのに得点できていなかったところから
徹底してつぶしていくようにしましょう。

感情よりも行動が大切なんですよ。
そうやって悪かったイメージを良いイメージに塗りかえていくようにするのです。

ぜひ、やってみてください。
ありがとうございました。





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