中学2年生のアンケート結果を見て

お久しブリです。

あの日から20年も経ったんですね…。

阪神・淡路大震災 発生から20年 継承が課題

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 6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は17日、発生から20年となる。この間、世代交代が進み、被災12市の震災後に生まれた人の割合は18%近くに上る。震災の記憶を伝える「人と防災未来センター」(神戸市中央区)には2002年の開館以来、累計600万人が訪れたが、44人いる「語り部」の3人に2人は70歳以上だ。被災地の経験と教訓を、いかに次代につなぐかが課題になっている。

 一時は約16万人減となった被災12市の推計人口は01年11月に震災前(約359万人)を回復したが、12年から3年連続で減少。14年10月現在では、震災前より約6万6千人多い365万5287人となっている。

 12市のうち、昨年末時点で0~19歳人口の比率が高いのは、西宮(19・7%)▽伊丹(19・4%)▽宝塚(18・9%)-の順。西宮、伊丹は15年末には、震災後に生まれた人が20%を超える見通し。

 経済は苦戦が続く。被災12市の総生産額(実質)は復興需要が落ち着いた1997年度以降は低迷し、震災前との比率は17年連続で全国を大きく下回る。有効求人倍率も全国値を下回り続ける。

 災害復興公営住宅は273団地に約3万6千人が暮らす。高齢化率は昨年11月末時点で50・2%と、初めて半数を超え、支え合いの限界が指摘される。同住宅の「独居死」は14年の1年間で40人。仮設住宅での独居死も含めると、記録が残るだけで20年間の累計は1097人に上る。

 復興事業はほぼ完了したが、新長田駅南再開発事業(神戸市長田区)のみ、5棟分の土地が未着工か未買収の状態で残る。

 借り上げ復興住宅は20年の返還期限を前に、神戸市などで入居者の転居に向けた手続きが進むが、高齢者からは継続入居を求める声が上がっている。

【転載終了】

先日、長男が学校から配布された興味深いものを持ち帰ってきました。
私の住む市で、中学2年生にアンケート調査したした結果でした。
将来の夢や10年後の世界について聞いていました。

『10年後どんな世界になってほしいですか?』という質問の回答が
これ(↓)でした。
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第1位は平和な世界、第2位は戦争がない世界、第3位が争いのない世界でした。
「平和」を選ぶ中学2年生の若い心は何かを捉えているのかもしれません。

それは単純に戦争状態というだけでなく、
地震や噴火などの災害も含めた混乱状態とは対極にある平穏な状態を
平和と言っているんではないかと思うのです。

中学2年生は小学生の時に東日本大震災を経験しています。
そしてここ数年の数々のテロを見聞きしている世代です。
不穏な空気をなんとなく感じ取っているのかもしれません。

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こちらは将来の夢・希望に対する回答です。
ま、中学2年生でバシッと自分の将来を決めるのは難しいですからね。
謙虚に考え中と選んだのかも知れません。
ちなみに将来の夢の第1位は保育士・幼稚園の先生だったそうです。

グラフにあるスポーツ選手や教員などは分かるのですが、
『暮らし』とは一体何でしょうか…?笑
きっと「安定した暮らし」なんでしょうけど。


今の中学2年生の多くの子が、きっと今は存在していない仕事に就くんだと思います。
その時に役立つのは単なる知識ではなく、知識を活用する知恵です。
そのためにも教育は変わらなければなりません

だって、将来の夢の第9位にはYou tuberがランクインしていたそうですから…。驚
…まさしく時代ですね。

ありがとうございました。



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