やはり言葉なんじゃないかと思う今日この頃
お久しブリです。
この話題は個人的な記録としてメモしておこうと思います。
先日発表されてもう皆さんご存知の話題です。
日本の3氏に2014年度ノーベル物理学賞――青色LEDの開発で
2014年度のノーベル物理学賞で、青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大学教授の赤崎勇(あかさき・いさむ)氏(85)、名古屋大学教授の天野浩(あまの・ひろし)氏(54)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二(なかむら・しゅうじ)氏(60)=米国籍=の3人の受賞が決まった。日本出身者のノーベル賞受賞者は合計22人となった。
光技術の革命
LEDは電圧を加えると発光する半導体素子で、電気エネルギーが直接光エネルギーに変換され、発熱などのロスが生じないことから、省エネルギーの発光体として注目されていた。発明は1962年で、当時ゼネラル・エレクトリック社の研究者だったニック・ホロニアックJr.氏によるもの。当初は赤色のみだった。
後に西澤潤一・東北大学教授により、高輝度の赤色LED・緑色LEDが開発され、日本はLED研究の中心地の一つとなる。
さらに黄緑色LEDも開発されたが、光の3原色(赤・緑・青)のうち残る青の開発は難航。適切な素材がなかなか絞り込めないのが原因だった。青色LEDの実用化で、すべての色の光をLEDで作り出すことが可能になり、工業製品としての応用範囲が劇的に広がることになった。
基礎を作った名古屋の2人
赤崎勇氏は、1929年鹿児島県出身。京都大学理学部化学科卒業後、松下電器産業入社。同社東京研究所基礎研究室長、名古屋大学教授を歴任。青色発光ダイオードの材料となる窒化ガリウム(GaN)の結晶化などに成功した。
天野浩氏は、1960年静岡県出身。名古屋大学工学部電子工学科卒業、同大学大学院博士課程中退。工学博士。名古屋大学助手、名城大学教授など歴任。赤崎教授の共同研究者。
怒りのノーベル賞受賞
中村修二氏は、1954年愛媛県出身。徳島大学工学部卒業、同大学大学院修士課程修了。工学博士。大学院修了後、徳島県の日亜化学工業に入社。同社で窒化ガリウム結晶の量産化に成功した。だが、後には日本企業の研究環境に失望し、カリフォルニア大学に移籍することになる。また退社後、日亜化学に対し、この製造法の特許権の個人への帰属の確認および会社への承継の際の対価支払いを求める裁判を起こし、日本の企業慣習と「職務発明」の際の特許権個人帰属の問題に一石を投じることになった。
中村氏は、受賞決定後の記者会見でも「怒りがすべてのモチベーション」と、日本企業と社会に対する不満をぶちまけていた。
【転載終了】
こうやって日本の方々(中村さんの国籍はアメリカのようですが…)が
評価されるのは嬉しいですよね。
災害や悲しい事件がここのところ多かったので、
こういうニュースを聞くとほっとします。
私は以前、中村修二さんの本を読んだことがあります。
これ(↓)です。
日本の教育の問題点についても書いてあり、
特に「若者たちには夢がなくなった」というあたりは
そうだよなあ~と思いながら読んだのを覚えています。
ただ、最近は、やっていることは無意味かもしれないけれども
自分自身の考え方でどんな風にも意味を見いだせるんじゃないかと
私の考え方も変わってきているので、読み直したら前とは違う感想を持つかもしれません。
もちろん旧態然とした教育状況に対してはより改善すべきと思いますし、
細かい暗記を強いる受験問題には今も昔も疑問に思っています。
この本、本当に面白くてですね、
優秀な人というのは言葉(日本語)が使える人なんだなと思うのです。
言葉は思考を司りますから、
日本語の能力が高いというのは、すなわち深い思考が可能なことなんだと、
そういう風につながるんじゃないかと思うんですよ。
ま、何となく思っていることなんで証明も何もできないのですがね。
はい、私の戯言と思ってくださいませ。笑
ちょっと台風が気になります。
塾生は前倒しで対策を急いでいます。
直前に自宅待機となった場合でも慌てないように準備ですね。
台風19号 列島縦断へ 九州から沖縄12日にかけ暴風・高波・大雨に厳重警戒
台風 13日は西日本、14日は東日本・東北へ
台風19号は、12日(日)にかけて沖縄・奄美に近づいた後、進路を東寄りに変えて、13日(体育の日)には西日本、14日(火)には東日本・東北に接近し、列島を縦断・上陸するおそれがある。
【転載終了】
台風の今後の動き、注視!
14日が使えないことを想定して明日からの連休をうまく利用しようと思います。
ありがとうございました。