まず自分が本を読むことから

お久しブリです。

あなたは本を読む人ですか?
1ヶ月にどのくらい本を読みますか?

久しぶりに電車に乗ると、車内の風景が変わっていることに気がつきます。
みーんなスマホをいじっているんですよね。

となりの人のスマホがたまたま見えちゃいましたが(たまたまです!)、
LINEやっているかWEB閲覧、ゲームをしている人ばかりでした。

昔は車内で本を読んでいる人が多かったと思うのですが、
いまや少数派なんですね…。驚きました。

画像の説明

出版界、縮小の一途 昨年売り上げ1.7兆円、17年間で35%減


昨年の書籍と雑誌の総売上額が、前年比3・4%減の1兆7711億円だったことが9日、出版ニュース社の調べで分かった。9年連続の市場縮小で、最盛期(1996年)の65%の水準だ。書店も減り続け、全国の2割近い自治体には新刊を扱う書店が一軒もない。


【転載終了】


本や雑誌の売り上げも下がっているそうです。
それに比例してというのでしょうか、書店数も減っているのだそうです。

書店数の推移 1999年~2014年

画像の説明

【年度】  【書店数】
1999年   22,296 店
2000年   21,495 店
2001年   20,939 店
2002年   19,946 店
2003年   19,179 店
2004年   18,156 店
2005年   17,839 店
2006年   17,582 店
2007年   17,098 店
2008年   16,342 店
2009年   15,765 店
2010年   15,314 店
2011年   15,061 店
2012年   14,696 店
2013年   14,241 店
2014年   13,943 店
 
※2014年5月1日現在


書店が減ったのは、
ネットで本が気軽に買えるようになった影響だと思っていたのですが、
(私自身も、書店に出向くよりもネットでの購入が増えました…)

実際、本や雑誌の売り上げも下がっているのですから、
これはみんなが活字を読まなくなったということなのかもしれません。
(電子書籍の普及とかもあるのかもしれませんが…)


大人になって本を読む大切さを痛感すると、
子どもに「本を読むといいよ」と言うものですが、

大人が活字を読まなくなると、大切さを知ることもない訳ですから、
本の話題にすら触れないのかもしれません。

少数のちょっと変な人たちが「本を読もう」と声高に叫ぶだけ…
それが未来の日本の姿だとしたら、ちょっと悲しいですね。


本を読むとなぜ良いのかということについては、
その道の人たちがたくさん書いているので、ここでは触れません。

本を読まず、LINEやゲームに興じる人ばかりがあふれることを想像すると、
それはどんな社会なのか…と少しやり切れない気持ちになります…。




当塾では読書コースをつくり、
小学生だけでなく、部活で忙しい中学生にも読書を奨励しています。

しかし、スマホやゲームほどの影響力を与えることは出来ていません。
分かる人には分かってもらえているんですけどね…。

ありがとうございました。




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