ゲームにスマホ、さてどうします?

お久しブリです。

今日は朝から東京へ出張でした。
塾に戻る途中、電車の中づり広告で目に付いたのがこれです。

画像の説明

もちろん気になったのはHKT48のさしこの記事…

違います違います、
『「スマホ1日1時間以上」で子供の成績が下がる! 中学生2万4千人調査が証明』
という記事です。

当り前じゃないですか!だって、私、塾講師ですよ。
どうしたって、さしこの記事に目が奪われてしまいます…だって900万円ですよ!
…いや…すみません、何でもないです(笑)


「スマホ1日1時間以上」で子供の成績が下がる! 中学生2万4千人調査が証明

あなたの子供も「スマホ脳」になっているかもしれない。ゲームソフト「脳トレ」の監修をした川島隆太教授らが中学生2万4千人のデータを基にまとめた調査結果が注目されている。長時間勉強してもスマホをやり過ぎると、勉強の効果がなくなる傾向があるというのだ。

【転載終了】


先日鈴木教室長から、
ゲームに関する調査結果の記事を教えてもらったところでした。

これも同じく川島隆太教授らの調査によるものでした。
以下がそれです。

長時間のゲーム、携帯→勉強効果打ち消し 川島・東北大教授ら発表

東北大加齢医学研究所の川島隆太教授(脳科学)らのグループは18日、「ゲームやパソコン、携帯電話を使用する時間が長い生徒は、長時間勉強しても成績が悪化する」との調査結果を発表した。調査は中学生が対象。川島教授は「学習した効果がゲームなどで打ち消されている可能性を示す、衝撃的なデータ」と説明した。

 数学では「30分未満しか勉強しないがゲームも全くしない」生徒の平均点が60点なのに対し、「2時間以上勉強するが、ゲームを3時間以上する」生徒の平均点は59点。勉強量に関係なく、ゲームなどの長時間使用が成績に悪影響を与えているという。1日1時間未満の使用では成績に悪影響がみられなかった。

【転載終了】


つまり、まずは勉強しなさいということ。
そしてゲームは1日1時間以内にしなさいということです。

スマホもまあ似たようなものですし、
こんなの分かりきったことではありましたが、こうデータが出ますとですね…
さて、どうしましょう?

LINEやらなんやら、スマホに慣れてしまった子に、
今さら1日1時間までなんて制限かけられるのでしょうか。




ここ数年の受験生の親御さんの一番の悩みは、
この携帯・スマホ・ゲームとの付き合わせ方です。

私は単純にそんなもの捨てればいいと思うんですけど、
なかなかそうもいかないようでして…多くの方が悩まれています。

だから捨ててしまえば、悩まなくて済むんですがねえ。
だって大切な人生の時間がそういうもので浪費されるのってどうですか?

私は自分の子どもにそうんな時間を送ってもらいたくないので、
携帯なんて持たせませんし、ゲームも制限をかけています。
制限をかけたせいで、興味が失われたのか、最近全然やっていません…。


結局バランスが大切なのですが、
携帯・スマホ・ゲームよりも、取り組んでいて楽しい何かが見つかってから
こうしたものを渡してもいいと思うのですが、どうでしょう?

自分が夢中になれるものがないのに、
こういう刺激的なものに出会ってしまうのが
そもそもよくないのではないかと思っています。

ただ、考えた方がいいのは、
こういうのって開発するのも、またそれを買い与えるのも、
結局すべて大人なんですよね…。


もう一つ、こんな話題を紹介しておきますね。
昨年話題になったネット断食についてです。

ネット依存症、約1週間の合宿で脱却目指す 通信環境のない場所で「ネット断食」

携帯電話やパソコンに没頭しすぎて、生活や健康にも影響を与える「インターネット依存症」が深刻な問題になっている。
政府では、若者を対象に、ネット環境から一定時間離れさせる「ネット断食」をさせ、依存からの脱却を図る調査研究事業を始める方針を打ち出した。

精神科医や臨床心理士がカウンセリング

厚生労働省の研究班が2013年8月1日に発表した調査によると、インターネット依存症の疑いの強い中高生は、全国で推計51万8000人にものぼる。全国の中学・高校から264校を無作為に選んだうちの、約7割にあたる約10万人が回答した。
ネット依存症になると、ネットの利用が減るとイライラするほか、昼夜を問わずネットに熱中するあまり睡眠障害を起こしたり、生活リズムが崩れて栄養障害になったりする。
最近では、若者にスマートフォンの普及が進んだこともあり、「PCやゲーム機がないからうちは安心というご家庭でも、実は子供が学校でも布団の中でも一晩中スマートフォンを手放せず、ゲームやネットにのめりこんでしまうケースがある」と、ネット依存治療研究部門を持つ久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)のサイトに掲載されている。
こうした若者の「ネット依存」対策として文部科学省が打ち出したのが、ネットのない環境で約1週間の合宿を実施する調査研究事業だ。2014年度予算概算要求に関係経費を盛り込んだ。
ネット依存傾向にある学生を集め、ネットから離れた規則正しい集団生活を約1週間体験させることを想定。日本より早くネット依存が問題になった韓国で実施している11泊12日の「レスキュースクール」を参考にした。
国立青少年自然の家などの施設で、共同生活をしたり野外活動で自然と触れ合ったりして、「社会的な能力を身につけることで、ネットの使用時間を自ら調整する力を育む」という。合宿中には精神科医や臨床心理士のカウンセリングや、専門家による講義も行ってネット依存からの脱却を目指す。プログラムが終了してからも、定期的に臨床心理士や心理系大学の学生ボランティアによるメンターが家庭訪問してフォローアップする。

【転載終了】


なぜネットに依存するようになるのかを考えなければ
一時期ネット断食しても、あまり意味がないように思うのは私だけでしょうか…。

これだけのデータが出てきていて、
なお子どもにスマホを渡すのですかね…。

まあ、「家族で入ると…」なんて言葉をテレビからずっと聞かされていると
なんとなく持たせてしまうのかもしれませんが…。

だったらテレビをやめればいいんですよ。




ちなみに、これが我が家の場合です。

私「携帯からはね~やば~い電波が出てるんだぞ~」

息子「ええ~そうなの~。それ、どれくらいヤバいの?」

私「パパの髪の毛が無くなったのはそれのせいさ」

(息子、私の頭髪を見て)

息子「ひえ~~~~~携帯こわい~~持ちたくない~~~」


ハゲがこんなところで役立つとは…泣
ありがとうございました。




脱ネット・スマホ中毒: 依存ケース別 SNS時代を生き抜く護身術!

ネット依存症から子どもを救う本



コメント


認証コード0004

コメントは管理者の承認後に表示されます。