21世紀型の教育とは



お久しブリです。

塾講師目線&父親目線で、塾に通う前にお子さんの成績を上げるちょっとしたコツを伝える専門家、ブリさんこと神澤武利です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

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国際教養大学について、
もう少しメモしておこうと思います。

興味のない人は
スルーしてくださいね。

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それまでも噂や評判は聞いていましたが、
私が国際教養大学に強く興味を持ったのは、
数年前に中嶋学長(当時)のインタビュー記事を読んだからでした。

秋田に起きた奇跡 国際教養大学~中嶋嶺雄学長インタビュー~


「国際的に活躍できる人材の育成」 この理念をどう実現したのでしょう


中嶋学長

 特に目新しいことをしたわけではありません。むしろ最もオーソドックスなことをしたと思います。大学にとって一番大事なカリキュラム、つまりどのような授業をするかということに徹底してこだわりました。

 すべての国立大学と公立大学は3分の2が法人化されましたが、設置形態が変わっても、大学の中身は変わっていないところが多い。大学自治、教授会自治を隠れ蓑にして既得権に安住している教員が大勢いるとカリキュラム改革はできません。この一番オーソドックスなことをいまだにできていない今の日本の大学は、その多くが深刻な事態にあるといっていいでしょう。

 僕も長い間、国立大学(東京外国語大学)にいたので、日本の大学はこのままでよいのかという反省と強い危機感がありましたね。 そこで「世界を舞台に活躍できる人材の育成」を教学理念に掲げ、グローバル社会が求める人材ニーズを満たす大学として「語学と国際教養」に力を入れようと考えました。
つづき

【転載終了】


現在、学長先生は
鈴木典比古先生に変わっていますが、
その理念は当然のことながら生きています。

現在の学長先生の著作がこちら↓↓↓

なぜ国際教養大学はすごいのか (PHP新書)




オープンキャンパスでは、
学長の鈴木典比古先生のメッセージも
聞くことができました。

20世紀型の大学教育が
人工植林型
専門教育
知識伝授
授業は一方通行
であったのに対し、

21世紀の大学教育(国際教養大が目指す教育)は
雑木林型教育
全人力教育(好き嫌いなく何でも学ぶ)
授業は教師と学生との共創物であり
対話が不可欠な双方向的授業
個の確立を目指すリベラルアーツである!と。

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要点だけかいつまむと、
たぶんこんな感じだったと思います。

私が書くと軽くなるんですが、
もっとお話は深かったです。

金太郎飴のような、
どこを切っても同じような、
入れ替え可能な人材を育てる教育は
世界では終焉を迎えていますので、

まったくもってその通りだと
感じ入って話を聞いていました。

当日の秋田の天気は暴風雨でしたので、
その気候の荒々しさとともに印象に残っています。

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何よりも驚いたのは、
「試されているのは、
教師のクラスマネジメント力である」との話。

学生たちにより高きものを求めるだけでなく、
教師にこそさらに高いものを求める姿に感心したのでした。




そもそも私ども責善学舎は
私のご先祖様が秋田の地に開いた
私塾がその始まりです。

また、受験勉強をして
志望校に合格することがゴールなのではなく、

学んだその先、入学したその先に何を為すかが重要だと
常々塾生たちに語っている訳です。


国際教養大学が、
英語習得をゴールとするのではなく、
英語習得の先に何を為すのかを学生たちに求めているのに
非常に似ていると思っています。

土地の共通点といい、考え方といい、
つくづく良い大学だな〜と思わざるを得ませんでした。

塾生たちよ、目指してみないかい?
まあ、とりあえず英検準一級は取得しようぞ。

ありがとうございました。




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