教員をプロフェッショナル集団に

お久しブリです。

こんなニュースがありました。
紹介させていただきます。

公立中の副校長、平日は12時間53分在校

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文部科学省は27日、公立小中学校の教職員の在校時間や業務負担に関する初の調査結果を発表した。

平日の在校時間は中学校の副校長・教頭が平均12時間53分で最も長かった。国や教育委員会が行う調査や保護者の苦情への対応に負担感が大きいことも判明。文科省は教職員の負担軽減に向けた指針を作成し、同日付で各教委に配布した。

 経済協力開発機構(OECD)が昨年6月に公表した国際調査結果では、日本の中学教員の勤務時間は1週間あたり平均53・9時間で、33か国・地域の中で最長だった。今回の調査はこれを受けて行われ、昨年11月時点で、全国の公立小中学校計451校の校長や副校長・教頭、教員、事務職員ら計9848人を抽出して実施。出退勤時刻などのほか、どのような業務を担当し、どの程度負担に感じているかなどを尋ねた。

 それによると、平日の平均在校時間が長かったのは、中学校の副校長・教頭(12時間53分)、小学校の副校長・教頭(12時間50分)、中学校の教員(12時間6分)。自宅で仕事をする教職員の割合も約4割に上り、校長から事務職員まで、いずれも平均1時間30分を超えた。

 負担感が最も大きかったのは「国や教委の調査への対応」で、小中学校の副校長・教頭、教員とも8割以上が「負担」と回答した。「保護者・地域からの要望・苦情への対応」も教員の7割に上り、教員は「研修のレポート作成」、副校長・教頭では修学旅行費などの「未納者への対応」といった回答も多かった。

【転載終了】

たしかに、知り合いの教員に話を聞いても、大変そうなんですよね。
教員の仕事が多岐に渡っているところに問題がありそうです。

でもね、この職業でやっていこうと決めたのは教員自身なんですよね~。




私は、教員、特に中学校の教員はもっとプロフェッショナルになってもいいと思っています。
(校長、教頭などの管理職については置いておいて…)

教員は教えることに特化する。
教科指導力に長けている存在だけが教員になれるようにするのです。

で、教科指導以外のことは、教員に以外の人が対応する。
この案どうでしょうかね?


他を圧倒する指導力があれば、皆ついていきますよ。
教員免許がどうのこうのよりも、指導力主義の方がすっきりします。

教科指導に特化するのですから、他の雑務に惑わされる必要もありません。
報酬も思いっきり上げてしまい、専門職として認知してもらうのです。

その代わり、結果は当然問われることになります。
評価権も別の人が持つべきでしょう。
指導力の向上のため常に努力する必要も出てくるかもしれません。

でもね、自らのスキルを上げていこうとするのは、
人の前に立つ人間として当たり前のことですからね。
それが嫌なら教員にならないという選択をすればいいだけのこと。


結局何でもかんでも、一人の教員に求め過ぎるからよくないのです。
(これは管理職になればなるほどそうなんでしょうね。)

学校が何をする場所なのかといえば、第一義的には学習なわけです。
だから、教員はまずは教科指導力に特化するようにする。

この案どうでしょうか?
学校の塾化とか、予備校化とか言われてしまうんでしょうかね。

教員が疲弊して、教科指導力も下がり、さらに様々な問題が起きる。
そうなることの方が問題だと思うのですがね。

世の中には色々な大人がいますので、
役割分担をして、皆で子供を支えていけるとよいと思うのですが…。

ありがとうございました。





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